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公立病院改革
 

 弊社は平成20年度春から、宮城県塩竈市立病院における病院改革プラン策定支援業務に係り、プラン策定後の平成21年度からは、引き続き実際の病院の経営健全化活動をサポートして参りました。

 この度、平成21年度の決算結果がまとまり、病院としてその成果を公表するとともに、8月には外部有識者からなる『塩竈市立病院改革プラン評価委員会』への報告と同委員会からの評価を頂いたところです。

 平成21年度の決算としては、改革プランで掲げた目標とする各種経営指標について、そのほとんどで目標値を上回り、収支でも20年ぶりの現金収支の黒字化を達成することができました。平成20年度と平成21年度を比較すると、例えば医業収支比率は84.9%→91.3%、対医業収益職員給与費比率は58.4%→52.3%、病床利用率は72.8%→95.8%、外来単価は8,818円→9,815円などと、飛躍的な改善を達成することができました。

 これはひとえに、塩竈市の行政・病院職員・地域医療関係機関・市民の皆さまが一丸となって改革に取り組んできた成果と言えます。

 そこで、全国の自治体病院で病院改革に取り組んでいらっしゃる皆様にとって、塩竈市立病院での取り組み事例が少しでもお役に立てればと考え、以下に塩竈市立病院のホームページ該当箇所へのリンクを張らせていただきました。

病院改革プラン本文市立病院のあり方審議会答申改革プラン評価委員会報告書

≪評価委員会委員長のコメント抜粋≫

 その結果、塩竈市立病院の平成21年度の各種経営指標並びに財務状況は、以前と比較して飛躍的に向上し、約20年ぶりに現金収支での黒字化を達成した。

 平成20年度には、全国の約650の自治体において『病院改革プラン』が策定されたところであるが、初年度の平成21年度において実際に病院改革プランを達成した自治体病院は、一部の民間移譲した病院や地方独立行政法人化した病院にとどまっている。その中で、塩竈市立病院の黒字化は、病院職員が自らの給与制度見直しも厭わず、各部門から経営改善の意見を出し合いながら病院一丸となって切磋琢磨した成果であり、本委員会としては大いに評価するところである。

 今後、『塩竈市立病院の今後のあり方審議会答申書』や『塩竈市立病院改革プラン報告書』で掲げられた塩竈市立病院としての本来あるべき姿を100%達成し、良質な医療を継続的に提供することにより、地域住民から真に信頼される病院となるべく、鋭意努力されることを望んで止まない。



平成22年8月


塩竈市立病院改革プラン評価委員会

委 員 長  本 郷 道 夫